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手首の痛みに長い事悩まされている、親指を動かすと痛い、ガングリオンの後がなかなかスッキリしない、フライパンを使うと手首が痛い、ペットボトルを開けようとすると肘が痛いなど
実はグレース整体院始まって以来、一番多いのがこの項目なのです!(^^; 是非ご参考になさって下さい。
(『アナトミー・トレイン第3版』参照)
66歳・女性 職業・教室経営 Aさん
主訴:右手親指の下の痛み、腰痛
Aさんは一年以上前、激しくガーデニングをされてから右の親指付け根が痛くなってしまったそうで、小さな動きでも気になっていたそうです。腰痛も昔から慢性的にあり、お腹の調子も悪くなりやすかったとの事でした。
まずは気になる右手親指の下、検査すると親指を背面に動かす長・短母指伸筋で痛み出現。母指球はとても固くこわばっている様子でした。
一つの動作をする時には、1つの筋肉が働くのでは無く、動作を一緒に行う筋肉、その筋肉の使う流れで繋がって来る筋膜(筋肉を包む薄い膜)の影響がとても多いのです。
腕は4つの筋膜のラインがあり、Aさんの場合は右の絵に書かれている『DFAL(ディープフロントアームライン)』親指から手首、橈骨側、上腕二頭筋、小胸筋の繋がりのラインがうまく働いていない所が問題でした。
調整一回目で大分良い変化がありましたので、そのまま持続出来るか見ていく事に。
2回目いらした時は痛みが上に移動((笑)
検査すると長・短母指伸筋は良かったのですが、お隣のその他指を伸ばす総指伸筋、その上三頭筋、腕の付け根前鋸筋の問題が出てきましたので、そこで調整。⇒良好
3回目、回復しているが使うと疲れる、との事。しばらくの間問題のある筋肉をうまく使う事が出来ていなかったのでよくある事です。この正しい使い方を脳が覚えて行き、筋肉が慣れて行くとは、自転車に乗れなかった子供が何も考えなくてもスイスイ乗れるようになるのと同じ事です。筋肉は動きに失敗すると脳が活性化して学習力が上がるのです。
ですので、正しい動きが出来るまでは何回かのトレーニング期間が必要なのでして、それが続けて受ける意味なのです。
話がちょっと飛びましたが、5回目にいらした時の一週間は痛みを全く感じなかったそうでしたのでこのまま翌週大丈夫だったら、メンテナンス期間かなと思っていました。
ところが次の週、また痛みが出てきたとの事。。(;・∀・)
原因の一つとしてこの季節の変わり目は自律神経のバランスが乱れやすい時期ですので、それに伴いまた乱れて来たかな?という事と、気温も下がると筋肉も固くなりやすいですからね。毎回毎回良い変化はあるので、特にこの時期にしっかり詰めて受ける事でちゃんと改善に繋がるかと思います。
また、ここでは省きましたが主訴にある腰痛、お腹の調子も大分感じなくなったそうですので何よりです。また続けてみて行きたいと思います(*^^*)
24歳・女性 職業・幼稚園教諭 Sさん
主訴:左手腱鞘炎、右肩が下がる
Sさんは元々右肩が下がっている事がお悩みで、以前から少し施術は受けておりました。最近は幼稚園教諭というお仕事柄か、結構手を酷使する事が増えてから左手の腱鞘炎に悩まされていたそうです。
みてみると、長母指伸筋の検査で痛みが出る状態。腱鞘炎でよく痛くなる場所です。そして、本来一緒に働いて欲しい腕橈骨筋、上腕三頭筋、広背筋がちゃんと働いていない様子。
どこか痛みが続いている時は、その動作を一緒に行う筋肉、または反対の動きをする筋肉の問題が鍵となり大切です。
さて、1回目の調整→痛み軽減☆ 2回目→母指外転筋もあやしい、他同様。
3回目→上部胸椎、肋骨周りがなかなか独特な捻じれ具合が続くので右の肩から手の捻じれをみる。…手の甲に傷あと?
Sさん「あ!そういえば小さい時エスカレーターの手すりに手を引き込まれて、無理やり引っこ抜かれた事がある!」
なるほど‼w 右手の捻じれ具合をみるとみごとに引き込まれた動きを再現しておりました(;^ω^) それで以前から本人が気にしていた右肩の下がった感じが出来上がり、右肩が前に巻き込まれ、上部胸椎周りが捻じれ、背中のバランスを崩し、反対の左手の動きを狂わせていたのですね!
早速、右手の捻じれから取れるように調整したら…左手痛くない‼(^^; しかもなかなかしつこかった前に出てしまう右肩が、スッと落ち着きましたw
いやあ、昔の怪我や事故からのクセ、侮れないですね!そして、長年その動きをしていると、脳はその位置が正しいと記憶しておりますので、安定するまでは続けて調整を行って行く事が大事です。
ここでは腱鞘炎の事だけピックアップしましたが、Sさんは他にも色々ありますので、よいお付き合いが出来そうですw Sさん、またお待ちしております!(^_-)-☆
18歳・男性 高校生 Tさん
主訴:左手親指付け根が痛い
Tさんは半年前位から、ギターや弓道の弓を引いた時に左手親指の付け根が痛いと、お悩みでした。
整形外科では「使いすぎ」という事で、テーピングの処置をしてもらったそうですが、どうにも良くならないといらっしゃいました。
みてみると、掌から上腕までパンパン!確かに誰が見てもまずは「使いすぎ」と言いたくなる手をしていました(^^; 特に母指球がなぜそこまで⁉という位固くなっておりました。これはかなりギターや弓道の練習する時間をしっかり取っているんだと懸命さに心打たれましたが、しみじみしている場合ではありません( ー`дー´)キリッ
もちろん使いすぎと言ったらそうなのですが、どこかしらちゃんと働いていない筋肉があって、過度な緊張が親指の付け根にかかっているはずです。ギターや弓を引く時に使う、筋肉の協力体制を見直してあげる事が大事です。
まず、痛みが出ている筋肉は恐らく母指対立筋と短母指屈筋。そして逆の動きをする伸筋群達がちゃんと働いておらず、つり合いが取れなくなっていた、という事でした。さらに辿ると上腕三頭筋の長頭、広背筋、腕の付け根前鋸筋、続けて外腹斜筋としっかり働けていない状態。これは体幹からしっかり力が出力出来ていない、という事ですので、余計に手という末端に力を入れなきゃ使えない状態を作り上げているのです。
さてさて、一回目の調整後、最初の検査で陽性だった母指対立筋等は痛みが消失!
二回目、母指は平気だけど今度は人差し指を曲げると痛む(;^ω^)痛みが移動するのは変化の過程でよくある事です。今回は総指屈筋があやしい所、調整→撓側手根屈筋に痛み移動w 何せ掌から肘肩までとかなり細かい筋肉が多いものですから、根気よく見て行きます。
何回か繰り返し、薄々は気が付いておりましたがTさんお腹の調子がよろしくないと、体幹がくずれ、そのまま背中、肩甲骨の軸がずれ、背中から手までの歯車が崩れていく様でした。
最終的にTさんがギターを弾いてるシーンを見た時、残りを発見!小指側から裏面、背中にかけての筋膜ラインDBAL(ディープバックアームライン)!!上のイラスト参照
見るからに小指側がしっかり使えておらず、親指側に負荷がかかっているポーズ!|д゚)
いやあ、なかなか根気がいりましたが、ここと深・浅指屈筋で大体落ち着きました。あとはこのまま馴染んで行くように祈りつつ、、と!
ここでは手だけに焦点を当てましたが、Tさんが不安定な腰(腸)と膝をもうちょっと安定させていきたいものです。またお待ちしておりますね!Tさん!(^_-)-☆
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